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将来のインドシナ物流・輸出大拠点へ
≪東南アジア最長の「ハイヴァン・トンネル」≫
【東南アジア最長のハイヴァントンネルが開通】
 中部トゥアティェン−フエ省とダナン市とを結ぶ交通の難所ハイヴァン峠を貫くハイヴァントンネルの開通式が2005年6月5日現地で行なわれた。全長6,280mのハイバントンネルは2000年8月27日に起工、翌年01年5月に着工した。4年の歳月と総工費約200億円を投じ、東南アジア最長のトンネルが完成した。同工事では日本政府が政府開発援助(ODA)として188億6,000万円を拠出している。ーー(2005年6月5日)
ハイヴァン・トンネルはベトナム中部の主要都市フエとダナンの中間に位置する。この両都市を結んで国道1号線が海岸に沿って南北に走る。ハイヴァン峠は国道1号線の最大の難所。トロイデ状の岩が海近くに及び、ハイヴァン峠を越えなくてはこの山を越す術はない。海抜0mから450mまでつづら折りの道を一気に上り一気に下る。道程20余キロ。この峠付近は豪雨地帯としても知られ10月から12月の3か月間の雨量は2,000mmを越える。この峠越えを避けて国道1号線の円滑な運行を目的に、ハイヴァン・トンネルは計画された。延長6.3km、東南アジアで一番長い、この国初めての本格的な道路トンネルである。完成すると、峠越えに1時間近く掛かる重車両が10分程度で通過できるようになる。ーー(「ハイバン・トンネル建設工事北工区」、(株)間組ー現場レポートより=写真も)
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■ハイバントンネル、開通から1年間の状況
2005年6月にハイバントンネルが開通して1年以上が経過した。これまでに通行料金として総額432億ドン(約3億円)が徴収され、通行車両数は150万台に上る。このうち2000台以上に制限速度オーバーや禁止区域での停車やUターンなどの違反行為が見られた。また、多くの車両が許可を得ずに隠れて家畜を運んでいることも分かっている。さらに、トンネル付近で車両が炎上する事故が7件発生している。ハイバントンネル開発管理会社は、これ以上火災事故が起きないよう注意喚起を促すと共に火災時の適切な対処法を普及させるため消防に関するセミナーを実施する予定。ーー(2006年8月28日、Thanh Nien紙、電子版、(c) Viet-jo.com)
(参照サイト)
:「東南アジア最長の道路トンネル完成−ベトナム・ハイバントンネル」((株)間組・プレスリリース)
:「長大トンネル施工監理業務のプロジェクトマネジメントの紹介」[PDF]、(株)日本工営)
(参照サイト):「Hai Van Pass tunnel」(Danan city Vietnam) |

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(アジアインフラストラクチャー総合研究所)
《ハイヴァン峠越の旧街道とトンネル導入高架》

△ハイヴァン・トンネルへ進入する高架
形式による導入区間(前方500m地点)
(下を走るのは旧街道、Photo(C):IHCC) |

△つづら折の旧街道(かなり急勾配な坂
道が続く。峠越えに1時間近く掛かる重車
両が10分程度で通過できるようになる) |
(註:ハイヴァン・トンネルは日本の政府開発援助〔ODA〕で実施されているプロジェクト。現在、トンネル施工工事や取り付け道路の工事が終了し、最終的な照明機器や換気設備の設置が行われている。全長6.3km〔対向2車線〕のうち、北部側を「間組」が南部側を韓国の「東亜建設」が担当、日本工営がコンサルタントを請け負っている。開通は2005年5月を予定。)
(註:当初予定されていたハイヴァン・トンネルの開通式は6月初め(5日)に延期された。開通準備と救助訓練などに時間を必要とするため。)
「国道1号」(A-1)、将来的には
上下4車線へ拡幅が必要
≪ハノイとホーチミンを結ぶ国道「1号線」≫
−別名:アジアハイウェイ 「A-1」−

△ベトナムの首都・ハノイと南部のホーチミンを結ぶ国道「1号線」(「アジア・ハイウェイ」A-1)。この路線は同国の海岸線を縫うように、南北統一鉄道とほぼ並行して走っている。かつてとは違い、道路の舗装状態はかなり整備されている。しかし車線は従来と同様に、片側一車線の「対面通行」となっている。鉄道線路との距離が離れている区間や、線路側の山間などに広いスペースが確保されていれば、今後、拡幅工事をして車線を広げたいところである。いずれにしても将来的には、ベトナムにおける主要幹線道路となることは間違いない。
≪写真は並行して走る列車から撮影。ベトナムの中部・ハイヴァン峠にさしかかる辺り≫
−Photo(C):IHCC 2005年8月ー |
(C)
International Highway Construction Corp.,
Committee for Promotion
of International Highway Project Northeast Asian Development
Forum
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