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≪ベトナム新幹線・本格始動へ≫
□ベトナム高速鉄道、試験線12年着工 国際空港直結に(ハノイ〜空港間・45km)
国営ベトナム鉄道は新幹線方式で整備する「南北高速鉄道」について、2012年に試験線の建設を開始する。バン会長兼最高経営責任者(CEO)が日本経済新聞に明らかにした。試験線は全長が45キロメートルで、ハノイ中心部とノイバイ国際空港を直結する計画。試験線の着工で、ベトナムの高速鉄道事業は具体化に向けて動き出す。ベトナム鉄道は5月の国会で高速鉄道整備に関する承認を得た後、建設費用の確保や事業主体の選定などをめぐる協議に入る。ベトナム鉄道は5月の国会で高速鉄道整備に関する承認を得た後、建設費用の確保や事業主体の選定などをめぐる協議に入る。試験線はハノイ中心部とノイバン国際空港とを結ぶ区間。当初計画では高速鉄道の終着はハノイ駅だったが、国際空港にも接続して利便性を高める。試験線では車両の走行実験や信号システムの作動確認などを実施。建設コストを低く抑えるため、橋梁など既存のインフラを利用する方針。建設費は約3億j(約270億円)と見込んでいる。ーー(「日本経済新聞」、2010年1月8日)

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≪これまでの経過≫
◆ベトナム南北高速鉄道、日本が落札
日本がベトナムの宿願事業である南北高速鉄道建設工事を受注した。2月7日のベトナム通信の報道によると、グエン・タン・ズン首相は国営ベトナム鉄道公社が提出した330億ドル規模の高速鉄道事業を承認した。同首相はこのプロジェクトを承認し、具体的な工事計画は日本側と相談するよう指示した。日本は全体工事費の7割にあたる230億ドルを、開発途上国を対象とする政府開発援助(ODA)資金から拠出することにした。日本はベトナムの最大経済援助国であり、2007年も8億9,000万ドルを支援する。首都ハノイと南部最大都市のホーチミンをつなぐ高速鉄道は1,630km区間を時速300〜350km/hの速度で運行するという。2007年から工事が始まり、2013年に完工する予定だ。この場合、両都市間の所要時間は現在の30時間から10時間に短縮される。ーー(韓国「中央日報」HP、2007年2月8日)
◆ベトナム、330億ドル投じ南北高速鉄道建設へ
ベトナム政府は、330億ドルを投じ、日本からの支援を受け、北部の首都ハノイと南部のホーチミンを結ぶ南北高速鉄道を建設することを明らかにした。ベトナム政府の公式ウェブサイト(www.vietnam.gov.vn)に掲載された声明によると、国営のベトナム鉄道がグエン・タン・ズン首相から全長1630kmの鉄道建設の認可を得た。軌道幅は1435mmで工期は6年の見込み。完成するとこれまで30時間以上だった両都市間の所要時間が10時間足らずに短縮される。ーー(ハノイ ロイター、2007年2月6日)
◆ベトナムに新幹線建設か−鉄道総公社幹部が発言
ベトナム鉄道総公社の幹部が5月2日までに、同国の鉄道のスピードアップと中国との国際列車運行が予定されているパンアジア鉄道の建設に絡み、中国人記者の取材に対してハノイとホーチミンを結ぶ高速鉄道路線を日本のODA(政府開発援助)を利用して建設する計画だと語ったことが明らかになった。中国国際放送局(CRI)が伝え、中国新聞社なども転載した。ベトナム鉄道総公社副総裁のグエン氏によると、高速鉄道路線は従来線とほぼ平行して作られ、総投資額は330億米j。設計上の最高時速は300km/hで、現在29時間程度のハノイ−ホーチミンを10時間程度で結ぶという。また、「ハノイ〜ホーチミン」の高速鉄道は建設中のパンアジア鉄道とも接続する。パンアジア鉄道は、雲南省の昆明市を経由してベトナム鉄道との乗り入れを行う予定だ。グエン氏はベトナムは急速な経済発展と比較して、鉄道の高速化が相当に遅れているとして、中国の経験を参考にする意向を示した。ーー(2007年5月2日)
◆ベトナムへの新幹線導入など協議・日越連絡協議会が初会合
日本とベトナムの両国政府は5月3日、ハノイ市内で「三大プロジェクト日越合同連絡協議会」の初会合を開いた。日本の支援を重点に開発することで合意している南北高速鉄道など、3つの案について今後の取り組みを協議した。ベトナム政府は日本の支援でハノイ―ホーチミン間に新幹線を建設することを希望しており、今回の協議会設置は具体化に向けた一歩と位置付けている。ベトナム側はボー・ホン・フック計画投資相、日本側は服部則夫ベトナム大使が協議会の共同議長として出席した。ーー(「日本経済新聞」HP、2007年5月3日)
【関連記事】 ベトナム・南北高速鉄道計画で日本が調査団派遣
ベトナム鉄道総公社によると、日本政府が支援を約束している3大事業(南北高速鉄道、南北高速道路網、ホアラック・ハイテクパーク)の1つである、南北高速鉄道事業の計画立案に向け、来年初めにも日本から調査団が派遣される予定だ。同社が作成した計画案では、現在ある統一鉄道とは全く別に、ハノイ-ホーチミン間高速鉄道を新たに建設し、統一鉄道は短距離交通や貨物輸送に転用する。路線については、統一鉄道の路線とほぼ同じか、もしくはハノイ-ダナン間は統一鉄道と並行し、ダナン以南はタイグエン地方の各省都を通過してホーチミン市に至る路線の2つの案を用意している。予定全長は1630kmで、統一鉄道より約100km短くなる。総工費は330億米ドル(約3兆8000億円)を見込んでいる。計画では、全路線をいくつかの区間に分け、そのうちまずハノイ-ヴィン市間、ニャチャン-ホーチミン市間、中部地方の区間で建設を開始する。標準軌(1435mm)を採用するため、全区間が完成すれば各国の鉄道との連結も可能となる。ーー(2006/12/07) [2006年12月1日 VnExpress] (c)
Viet-jo.com
【関連記事】 ベトナム・鉄道総公社、南北高速鉄道の建設路線を提案
ベトナム鉄道総公社はこのほど、南北高速鉄道事業計画についての調査団を中部に派遣した。調査の結果、2つある路線案のうち、中部高原の各省を通る案では、建設工事が複雑になるため工費が高く、工期も長くなることが明らかになった。そのため同社は、ハノイからホアラック、その後ホーチミン道路(旧ホーチミンルート)と同じルートでフエを通り、フエからは現在の統一鉄道と平行してホーチミン市に至る路線で建設するのが望ましいと政府に提案した。計画の高速鉄道は複線の電気鉄道で、予定全長は1630km。レール間隔が1435mmの標準軌を採用するため、全路線の完成後は各国の鉄道との接続および車両の相互運用が可能となる。走行速度は新幹線と同等の最高時速300〜350km/hで、現在のハノイ−ホーチミン間の乗車時間29時間半(最速)は10時間以下に大幅に短縮される。ーー(2007年1月22日、Sai Gon Giai Phong紙 電子版]
(c) Viet-jo.com
【関連記事】 南北高速鉄道など主要建設案件、首相に月次報告
グエン・タン・ズン首相はこのほど、計画投資・科学技術・交通運輸の各省に対し、@南北高速鉄道、A南北高速道路、Bホアラックハイテク工業団地ーーの3件の建設案件について、その進捗度を毎月首相に報告するよう通達した。首相はまた、計画投資省と交通運輸省に対し、ホアラックハイテク工業団地周辺の交通網やインフラの整備について、計画に盛り込むことを検討するよう求めた。ーー(2007年4月11日、Lao Dong紙(c) Viet-jo.com)
【関連記事】 北高速鉄道:越政府、日本の資金融資に期待
計画投資省と在越日本大使館は南北高速鉄道計画について、日越両政府の実施方針と見解を確認するため会合を行った。同計画の総工費は330億ドル(約3兆9000億円)と見込まれているが、これはベトナム政府の財政負担能力をはるかに超える額であるため、同政府は日本政府に「できれば70%以上の資金融資を期待する」としている。これに対し服部則夫駐ベトナム日本国大使は、日本が単独で資金援助を行うことは困難としながらも、日本政府が同計画に対して「特に関心を寄せている」ことを認めた。計画によると、同鉄道はハノイ-ホーチミン市を結ぶ全長1630kmで、1435mmの標準軌を採用する。総駅数は51駅で、1日の最大運行本数は50〜90本。同計画の実施期間は6年を予定しており、グエン・タン・ズン首相は関連省庁に対し、6年以内に計画を完了するよう要請している。ーー(2007年4月7日、Lao Dong紙 電子版(c) Viet-jo.com)
◆2020年までの鉄道整備計画、首相が承認
グエン・タン・ズン首相はこのほど、2020年までの鉄道整備基本計画を承認した。2007年3月27日付ベトナム・ニュース(VNS)が伝えた。
鉄道規格は当面、現行の狭軌(幅1,000mm)を維持するが、今後建設される鉄道は標準軌(幅1,435mm)とし、将来は標準軌に統一したい考え。在来線列車速度は2020年までに、貨物は時速80km/h、旅客は120km/hを目指す。各路線電化の先駆けとして、ハノイ〜ハイフォン線を最初に電化する。ハノイ〜サイゴン(ホーチミン市)1,700kmには、現行の統一鉄道と並行して、標準軌の新路線を建設する。ズン首相は計画投資省に対し、日本と協力して事業を具体化するよう要請した。同路線は高速鉄道とし、ハノイ〜サイゴンを10時間以内で結ぶとともに、港湾とも接続させる。港湾はハイフォンとカイメップ・ティバイ港を指すものと思われる。
南北を結ぶ統一鉄道は、
@ハノイ〜ビン(北中部ゲアン省)、280km
Aニャチャン(中南部カインホア省)〜サイゴン、400km
ーーの2区間で、現行路線に並行して建設する。
このほか、
Bハノイ〜ハイフォン、100km
Cサイゴン〜ブンタウ(南部バリアブンタウ省)、100km
ーーの2区間が対象。
なお、韓国国際協力団(KOICA)は1月、ニャチャン〜サイゴン間の高速鉄道事業化調査(FS)の最終報告案を交通運輸省、VRなどに提出している。計画によれば、2001〜20年期に鉄道インフラ整備のために投資する金額は98兆ドン(61億米ドル)以上で、うち2001〜10年期に23兆5,000億ドンを、2010〜20年期に74兆5,000億ドンを投資する。鉄道輸送への投資額は62兆8,000億ドンで、うち2001〜10年期に12兆8,000億ドン、2010〜2020年期に50兆ドンを投資する。ーー≪出所:「NNA」、ベトナム>[運輸]、2007年3月29日より≫
◆ベトナム縦断で新幹線 国営鉄道会長、2020年部分開業目指す
国営ベトナム鉄道のバン会長兼最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞記者と会見し、北部の首都ハノイと南部の商都ホーチミンを結ぶ「南北高速鉄道」(約1560km)に日本の新幹線方式を導入する方針を明らかにした。全線のうち中部地域のダナン―フエ間(約90km)を含む3区間を先行して建設し、2020年の開業を目指す。日本が進める東アジアの広域開発計画「産業大動脈構想」の中核インフラとなる可能性もある。「南北高速鉄道」はベトナムの三大国家プロジェクトの一つで、総工費が560億ドル(約5兆3600億円)。政府レベルで日本との協力を確認している。資金は日本からの政府開発援助(ODA)のほか、アジア開発銀行(ADB)や世界銀行から調達する。ベトナム鉄道は東海旅客鉄道(JR東海)に技術者を派遣、新幹線導入を視野に入れた人材育成に着手した。新幹線の運行現場の視察や技術実習に取り組ませている。ーー(「日本経済新聞」、2009年8月13日)
【記】 ベトナムでの高速鉄道の建設には、鉄道に必要な発電・送電設備や土地整備に要するコストの見積もりも不十分で、受注後の設計変更や工期延長による工事の不採算化リスクも小さくない。日本側は「採算性の面からみてダナンーフエ間が最も合理的」」との判断を伝える一方、開業時期に関しては2036年以降に延長するよう提案したという。ーー(同上) |