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東海道・山陽新幹線の車輌変遷
1964年に開業した東海道新幹線(0系=1999年9月で全廃)は当時としては、世界最速の時速210kmを誇った。しかしその後、フランスのTGVの出現により、高速鉄道のコンセプトが高機能性よりも、コストダウンをもたらす方向へと進んだ。それは文字通り、在来線でも高速鉄道の運行が可能であることを証明したことであった。また、動力分散型(電車形式)からくるパンタグラフの数、また動力源であるモーターの多さからくる整備・点検の複雑さ、などが諸外国の専門家からも指摘されるようになった。
しかし、その後の300系、500系などの改良型を試作投入するなかで、これらの問題も次第に解決されていった。その完成型として今日登場したのが700系新幹線といえる。問題の風きり音のもととなるパンタグラフは、現在では16編成中2個(そのうち、1個は予備用)にまで減っている。また、モーターなどが設置されている床下構造も、VVVFインバータ制御により整備・点検が簡潔になった。さらに、アルミ車体やボルスタレス台車によって大幅な軽量化が計られている(開業当時の0系は軸重が14トンもあったが、現在の700系は11トンである)。
これからも進化を続ける新幹線技術に期待が集まる。(以下、写真参照)
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