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【韓国鉄鋼の中国戦略動向】
●韓国・POSCO、中国に冷延ミルを建設】
韓国・POSCOは、中国の大手高炉、本渓鋼鉄(遼寧省)との合弁事業として、年産能力180万トンの普通鋼冷延鋼板ミルを建設する。2005年12月の竣工を予定する。また同時に、現地ホールディングカンパニーとなる「POSCO―チャイナ」の設立も決めた。POSCOは急成長を遂げる中国市場を戦略マーケットと位置付け、積極投資を継続。これまでに14社の現地法人を設立、累計投資は7億8,820万ドルに上る。ーー(2003年7月)
●ポスコ・現代自と協力関係強化へ、中国法人に相互融通
ポスコ(旧浦項製鉄)と現代自動車グループは、中国法人への相互出資などで協力関係を強化する。ポスコは2004年、現代自動車と系列の現代ハイスコ向けの自動車用冷延鋼板や熱延鋼板(ホットコイル)の供給量を大幅に拡大する計画。これにより、ポスコはハイスコに、起亜自動車の上海工場や現代自動車の北京工場に自動車用鋼板を安定的に供給できるようになる。ポスコは2003年、現代自動車への冷延鋼板供給量を昨年の58万トンから65万トン(12%増)に拡大。ハイスコへの熱延鋼板供給量も同50万トンから56万トン(12%増)に引き上げた。
一方、ポスコは1兆5,000億ウォン規模(2003年)だった投資規模を2004年には2兆〜2兆2,000億ウォンに引き上げる方針。このうち相当部分を中国、インド、ベトナム法人の生産規模拡大に充てる。特に、鉄鋼産業が急成長している中国市場では、現代自動車と共同で対応していく考え。また、ベトナムなど新しい製鉄所の建設予定地域では、投資コストが既存工程の85%で済む次世代製鉄工法の「ファイネックス」(FINEX)設備を投入する方針という。

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【ポスコ・張家港浦項不銹(ステンレス)鋼】
●ポスコ、中国でのステンレス熱延設備導入
韓国・ポスコは年産60万トンのステンレス熱延設備を導入する。発注者はポスコが82.5%出資する合弁の「張家港浦項不銹鋼」(江蘇省)。伊藤忠がコンソーシアムリーダーとなる。これまで、ポスコは中国に3ヵ所のステンレス冷延工場(註)を保有、韓国内で生産した半製品を中国に持ち込んで完成品にしていた。今回の設備導入で中国でのステンレス一貫作業体制が確立する。完成時期は2006年9月。熱延設備(三菱日立製鉄機械)や電気・制御装置(日立製作所)は日系メーカーから供給する。ーー(2004年7月)
【続報】 ポスコ、中国・蘇州にステンレス製鋼一貫製鉄所
 多国籍企業の工場が密集する中国江蘇省蘇州市に属する人口95万人規模の張家港。長江河口周辺の小さな港町に1カ月後にはポスコが浦項、光陽に続く3カ所目の一貫製鉄所が稼働開始する。年間60万トン規模のステンレス製鋼(溶鉄)および熱延生産可能な「張家港浦項ステンレス鋼」工場だ。97年に稼働開始した同工場は、これまで韓国で生産・輸出された熱延製品を最終製品に加工し、販売してきた。しかし、来月からは直接溶鉄し、最終製品にまで一度に完成できる「一貫製鉄所」に180度転換する。ーー(「朝鮮日報」、2006年6月26日)
(註:韓国・ポスコは、浦鉄(天津)鋼材公司の二期工場の建設を開始した。2005年11月に竣工予定。同工場では主にステンレス製品を生産する。年間生産能力は6万5,000トン。ーー2005年4月)
【ポスコ・中国投資】
●韓国・POSCO、中国自動車用鋼板市場へ進出
韓国・ポスコ(POSCO)が200万ドルを投じて建設を進めている昆山市の自動車総合加工工場は、2005年4月に完成し、生産を開始する見通し。自動車用鋼板の生産能力は年20万トン規模の予定。同工場は上海VW、上海GM、東風悦達起亜などとの協定により、自動車メーカー側の新車開発のニーズにより、開発から量産までの各プロセスに合わせ、さまざまな規格の鋼板を提供する。浦項製鉄は今年、中国へ自動車向け鋼板で34万トンを輸出する予定。2010年には100万トンに引き上げる計画。ーー(2005年2月18日 東方汽車網)
(参照サイト):「POSCO、中国鉄鋼市場に14億ドル投資へ」(韓国「朝鮮日報」、2003年11月7日)
●韓国・POSCO、福建省に年産1000万トンの新工場設立
韓国の製鉄大手・ポスコは、同社が福建省に年産1,000万トンの製鉄工場を設立するプランを中国政府に提出したことを明らかにした。新工場は設立後、中国の自動車工業や造船業分野に鋼材を提供する。ーー(2005年5月23日)
●韓国・POSCO、高級鋼で本渓鋼鉄と合弁≪最新≫
韓国・ポスコは遼寧省・本渓鋼鉄と合弁で高級鋼を生産する冷延工場を2007年7月に稼動させた。生産量は年間180万dで、現地の自動車や家電メーカーの旺盛な需要に対応する。内訳は、冷延鋼板が80万d、亜鉛めっき鋼板が80万d、冷延中間素材のフルハードが20万d。
【ポスコ・ベトナム投資】
●ポスコ、ベトナムに製鉄所建設…11億ドル投資
ポスコはベトナム・ホーチミン市近くのブンタウ省に、2010年末までに11億2800万ドル(約1328億円)を投資し、年産150万トン規模の冷延設備と、年産300万トン規模の熱延設備を建設する。ベトナム政府は、これに関する投資許可書を承認する予定。これに先立ち、ポスコは先月20日の取締役会で、2009年末までに3億6100万ドル(約425億円)を投入、70万トン規模の冷延設備の建設を決めている。また今後、冷延設備は150万トン規模に拡大、300万トン規模の熱延工場を追加で建設することも決めた。ーー(2006年11月18日)
◆韓国ポスコ、2006年4-6月期減収減益
韓国・ポスコが発表した2006年4〜6月期決算は、売上高が4兆6720億ウォン(前年同期比13.1%減、約5650億円)、営業利益は9410億ウォン(同45.5%減)、純利益は7100億ウォン(同43.7%減)と、大幅な減収減益だった。販売量は横ばいだったが、製品単価が下落。原材料価格も上昇したことが響いた。
【ポスコ、2005年第4四半期純利益は68%減】
韓国の鉄鋼大手ポスコが発表した第4四半期(10〜12月期)の純利益は3820億ウォン(3億8800万ドル)だった。前年の1兆1800億ウォンから減少した。
【韓国・ポスコ:2005年1月〜6月期、純利益が過去最高
韓国・ポスコの2005年1月〜6月期決算は、純利益が2兆5,700億ウォン(2,570億円、前年同期比57.2%増)と、半期ベースで過去最高益を記録した。ウォン高など逆風も吹いたが、世界的な鋼材不足を背景に製品価格が上昇。利益率が大幅に高まった。売上高は11兆340億ウォン(1兆1,034億円、前年同期比22.1%増)、営業利益は3兆5,040億ウォン(3,504億円、同59.6%増)であった。船舶用鋼板や電気鋼板、ガス管・石油管用鋼板など、幅広い製品で販売価格が上昇。販売数量は減少したにもかかわらず、利益は大幅に増えた。04年通年で25.5%だった売上高営業利益率は05年1〜6月期に31.8%まで上昇した。
【韓国・ポスコ、2005年第1四半期(1〜3月)純利益1兆3,000億ウォン】
韓国・ポスコの2005年第1四半期(1〜3月)の純利益は1兆3,000億ウォン(1,300億円)であった。同期の売上げは5兆6,560億ウォン(5,656億円、前年同期比32.0%増)、営業利益は1兆7,760億ウォン(1,776億円、同76.2%増)であった。余などを達成、四半期別では史上最大の実績を記録した。
【メモ】 ≪2004年≫韓国・ポスコ、粗鋼生産量3,020万トン
韓国の鉄鋼最大手、ポスコ(POSCO)の2004年度における粗鋼生産量が初めて3,020万トンと、大台を超えた。売上高は19兆7,920億ウォン(1兆9,792億円=前年比37%増)、営業利益は5兆540億ウォン(5,054億円=同65%増)、純利益は3兆8,260億ウォン(3,826億円=同93%増)ーーであった。
(参照サイト):「中国製鉄鋼、韓半島攻略を本格化」(韓国「朝鮮日報」、2005年6月10日)
【現代自動車の一貫高炉進出状況】
● "餅は餅屋"ーまだ懲りない憂鬱な "現代病" が始まった
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ー第二の"金剛山観光"開発となるのは明らかー
●現代自動車グループ、2010年頃に高炉へ進出
韓国・現代自動車グループ傘下の鉄鋼メーカー、「INIスチール」は、2010年頃を目処に高炉事業に進出する予定という。同グループは粗鋼からの一貫生産生産のため、高炉に進出する計画を表明していたが、時期は明らかにしたのは初めて。−−(2005年3月)
●現代車グループ、「一貫製鉄所設立」近く発表へ
現代自動車グループは近く、高炉(溶鉱炉)設立を含む一貫製鉄所の総合事業計画書を公式発表する。約6兆ウォンを投資し、第1段階として年産300万トン規模の溶鉱炉を建設する予定。鄭周永・名誉会長時代から進められてきた一貫製鉄所事業への参入に対し、グループ内では、巨額の費用がかかるほか中国の過剰生産などを理由に控え目な意見も多かったが、最終的には鄭会長がゴーサインを出した形になる。同会長は韓宝鉄鋼を買収して後、「必要があれば、一貫製鉄所事業に進出することもできる」との意向を示していた。同グループが溶鉱炉事業に進出すれば、INIスチール、現代ハイスコ、BNGスチールなど従来の系列会社を従え、POSCOのライバルとして頭角を現すようになる。ーー(出所:「朝鮮日報」、2005年5月13日・要約)
●現代自動車グループ、2007年に高炉着工・一貫生産へ
《最新》
現代自動車グループは高炉を建設して鉄鋼の一貫生産事業に進出すると発表した。韓国中西部の忠清南道唐津に高炉を2基建設、年間700万トンの粗鋼生産能力を確保する。鉄鋼の安定調達体制を築くのが狙いで、2010年に生産を開始する。完成すれば現代自は有数の鉄鋼メーカーを傘下に持つ世界でも珍しい自動車メーカーとなる。高炉は現代自グループの電炉メーカー、INIスチールが2004年9月に買収した韓宝鉄鋼工業の旧唐津工場(現INIスチール唐津工場)を拡張して建設する。隣接地に新たに317万m2の用地を取得する。計画では、生産能力が年350万トンの高炉を2基建設する。07年に着工する予定。2基を同時に立ち上げるか、1基を10年に稼働させて数年後にもう1基を増設するかは検討中。投資額は明らかにしていない。生産した鉄鋼は現代自グループで使用するほか、グループ外の需要家にも広く販売する。現代自は現在、自動車用鋼板の50%を韓国最大手のポスコから調達している。ーー(「日本経済新聞」、2005年5月19日)
(参照サイト):「現代INIスチール、10年から本格的に工場稼動」(韓国「朝鮮日報」)
(参照サイト):「現代自動車、韓国・唐津に一貫製鉄所着工」(韓国「朝鮮日報」)
(参照サイト):「ジレンマに陥る韓国企業の対中投資」(韓国「東亜日報」)
(参照):本欄「インドにおける資源開発の現状と展望」
ー鉄鋼石・天然ガスなど積極開発ー
(参照):本欄「インドにおける製鉄所建設計画」
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