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カタールガス・プロジェクト
LNG船、大量一括受注に絞った韓国
ーその可否、危険性はないのか ?ー
先行き不透明なカタール・プロジェクト
LNG船、大量余剰時代も迎える恐れある !!

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 アラスカ州と石油大手、ガスパイプライン建設合意

 米・アラスカ州と、米石油大手エクソンモービル、コノコフィリップス、英系BPの3社は、アラスカ州で生産した天然ガスを全米各地に輸送するための、大型ガス・パイプライン建設で基本合意した。ーー(2006年2月)


行き場失う?LNGタンカー
需要旺盛も運航停止、年初来10隻前後
背景にプラント供給不足や稼動の延期

 中東カタールなどで新規輸送商談が盛り上がりを見せるLNG(液化天然ガス)市場で、なぜか2005年前半から運航を見合わせているLNGタンカーが増加している。夏場には解消されるとみられた運航停止船(係船)は欧州方面で10隻前後と、いまだ再稼働のめどは立っていない。海運業界で成長市場に位置付けられるLNG輸送だが、生産プラントの供給不足や稼働延期、投機発注船の増加など思わぬ死角も少なくない。ーー(出所:「日本海事新聞」HP、2005年8月17日)

熱交換器用チタン不足ー納期の遅延・受注見合わせ
船舶用エンジン、プラント向け冷却用熱交換器など

 船舶用エンジンやプラントの冷却用熱交換器が、原材料となる金属チタンの確保ができず品不足に陥っている。国内外の大手メーカーでは、チタンの調達難から納期の大幅延期や、受注を見合わせるところも出てきた。国内の造船やプラント業界では、数年先を見越して熱交換器を発注しているため、現時点では大きな混乱はない。しかし品不足が長引けば船舶やプラントの引渡しにも影響がでてくる。

 東邦・住友など素材各社、チタン一斉増産

 素材各社は一斉にチタンの増産に乗り出す。東邦チタニウムは2007年度末までに生産設備を新設し、インゴットと呼ぶ半完成品の年産能力を1万6000トンに倍増する。住友チタニウムも半完成品を33%増産する。チタンはプラントや航空機、船舶向けに需給が逼迫しており、各社は一部で発生している品不足の解消に動く。


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 韓国造船ビッグ3、「カタールガスW」LNG船70隻の発注確保

 
2008年から始まる「カタールガスW」プロジェクトで、最大70隻のLNG船が発注される見通し。そのうち現代重工業、大宇造船海洋、三星重工業の韓国大手造3社がLNG船の発注をすべて確保する見通しという。3月30日、カタールのアティーヤ副首相兼エネルギー産業省長官は李熙範・産業資源部長官、キム・ジンワン造船工業協会長などと共に、ソウルロッテホテルで懇談会兼昼食会が行われ、キム・ジンワン会長は会談終了後、「カタールガスWプロジェクトで、60〜70隻余の大型LNG船の発注が行われる見込み」であることを明らかにした。これと関連し、李熙範・産業資源部長官は「アティーヤ副首相が今後発注されるLNG船を、韓国に一任すると述べた」と伝えた。ーー(出所:韓国「朝鮮日報」、2005年3月30日)

 
一部報道では、現代重工、大宇造船海洋、三星重工業の3社はカタールガスと大型LNG船44隻を、2010年までに段階的に引き渡す契約を結んだ。今回の契約では、建造期間中に発生した原資材価格や為替レートの変動に対する損失の一部が補填されるエスカレーション〔原価連動型〕方式が適用されるという。)

 (
:最近の韓国造船メーカーの特徴として、「日本のメーカーが主に決められた規格の船舶を製作するのに対し、国内造船業界は船主会社が希望する多様な船舶を造ることのできる研究開発(R&D)能力を携えている」(韓国造船工業協会・李秉鎬副会長)との指摘がある。)


≪カタールのLNGプロジェクト≫
 プロジェクト

出資者

生産能力

生産開始

供給先
 カタールガス  カタール国営石油(QP)
 米・エクソン、仏・トタル
 三井物産、丸紅

950
万d/年

1996年
 中部電力
 東京電力
 東京ガス
 など日系
 8社、
 スペインなど
 カタールガス2  QP、エクソン、トタル

1,560

2007〜09
 英国、米国
 など
 カタールガス3  QP、米・コノコフィリップス
 三井物産

780

2009
 米国
 カタールガス4  QP、
 英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル

780

2010〜12
 欧米
 ラスガス  QP、エクソン、韓国ガス公社
 伊藤忠商事、LNGジャパン

660

1999
 韓国
 ラスガス2  QP、エクソン

1,410

2004、05、
07
 インド、
 イタリア、
 スペイン、
 台湾など
 ラスガス3  QP、エクソン

1,560

2008〜09
   
 米国など
   
 ラスガス4  QP、エクソン

780

2010

北米・欧州

 合   計

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8,480

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                      (「日経産業新聞」、2007年2月7日付より、その後加筆)

 (※カタールは現在、LNGプラントを8系列完成し、年産3,000万トン規模が産出されている。)


 ◇カタール、LNG増産工事完了、年産7700万トン、シェア3割

 中東湾岸の産油国カタールで、液化天然ガス(LNG)の増産工事が完了、国家目標としてきた年産7700万d体制が完成した。同国のLNG生産能力は2008年末と比べ2.5倍となり、世界のLNG生産能力の約3割を一国で握る。ーー(2010年12月13日)




 
カタール・ラスガスV、韓国造船3メーカーがLNG船12隻受注

 
韓国造船大手の3メーカーはカタールで進められている「ラスガスV」プロジェクトで、21m3級のLNG船12隻(総額29億ドル)を受注した。メーカー別では、@大宇造船海洋:5隻(1隻当たりの受注価格:2.4億ドル)、Aサムスン重工:4隻(同2.5億ドル)、B現代重工:3隻(同2.34億ドル)ーーなど。同プロジェクトでは、2010年までに約44隻のLNG船を韓国造船界に発注している。ーー(2005年8月1日)

 【カタール・ラスガスIII/日本船社連合8隻、最大シェア勝ち取る

 
中東カタールのラス・ラファン液化天然ガス(ラスガス)IIIプロジェクトは、海上輸送に使う超大型LNGタンカー12隻の契約船社に商船三井、日本郵船、川崎汽船、飯野海運、三井物産の日本5社連合、米船社ティーケイシッピングをそれぞれ指名した。隻数は日本企業8隻、ティーケイ4隻。海運、商社が主力の日本企業は昨年からカタールのLNG輸送商談に相次いで敗退。輸送距離、生産量ともに近年最大となるラスガスIIIで最大シェアを内定したことで、再び世界のLNG輸送の表舞台に躍り出た。ーー(「日本海事新聞」、2005年5月27日付)

 
三菱重工、LNG船用ボイラー生産能力を1割増強

 三菱重工業は液化天然ガス(LNG)運搬船向けの舶用ボイラーの生産設備を増強する。LNG船の需要増に対応し、年産能力を現行より10%多い44基に拡大する。同社はLNG船向け舶用ボイラーでは8割ほどの世界シェアをもつ。

 
千代田化工など、カタールで相次ぎ大型プラント受注

 中東カタールで日本企業による天然ガスプラントの大型受注が相次いでいる。千代田化工建設と仏テクニップの日仏連合は、世界最大級の液化天然ガス(LNG)プラントを約4200億円で受注した。日揮も、石油代替燃料ガス・ツー・リキッド(GTL)プラントの受注を発表。原油高を背景にガス需要は増えており、エンジニアリング各社の事業機会が拡大している。

 【三井物産、カタールで世界最大級のLNG生産に参加へ

 三井物産は中東・カタールで単一生産設備としては世界最大級の能力を持つ液化天然ガス(LNG)生産事業に参加する。カタール国営石油会社と米コノコ・フィリップスが計画中のLNG事業の権益1.5%を取得することで基本合意した。カタールは近く世界最大のLNG生産国となる見通し。三井物産が権益を取得するのは「カタールガス3」プロジェクト。ペルシャ湾の大型天然ガス田から産出するガスを、カタール北部ラスラファンに建設するプラントで液化する。生産能力は年間780万トンで、生産開始は2009年。

 
日本郵船と三井物産、台湾社とLNG輸送契約

 日本郵船と三井物産は、台湾最大の石油会社である中国石油公司(CPC)と液化天然ガス(LNG)の長期輸送契約を結んだ。両社が約850億円を投じ4隻のLNG船を建造する。2008年から23〜24年間、カタールから台湾にLNGを海上輸送する。三菱重工業と川崎造船にタンク容量が14万5000m3のLNG船を2隻ずつ発注する。4隻の船を使って年間約300万トンのLNGを輸送する。中国石油は台湾電力向けにLNGを供給する。日本郵船と三井物産が折半の権利を持ち船舶を保有する。ただ将来、中国石油が45%、カタール国営船社のカタールガス・トランスポート(QGTC)が25%分を持つ権利を保有しており、最終的には4社による共同保有となる可能性がある。
ーー(「日本経済新聞」、2006年7月12日)

 丸紅:LNG、日本向け100万d カタール石油と合意

 丸紅はカタールのカタール石油と液化天然ガス(LNG)プラント「カタールガスW」に1.5%の権益で参加、同プロジェクトで生産される年間780万トンのLNGのうち100万トンを2010年から日本向けなどに販売することで基本合意した。カタールは2010年に年間7,700万トンのLNG生産を見込まれている。


 (参照):本欄「カスピ海周辺の主なパイプライン網
         (BTC・CPC・ブルーストリーム)
         佳境に入った各種パイプライン・プロジェクト
         BTC石油パイプラインがいよいよ開通
         BTCが与えるインパクトはかなり大きい
         原油高騰も一息つき、さらなる下落も視野
         ≪やはり、原油価格は下落した≫
         中期的には、1バレル=30〜40jが適正
         100j説を煽ったファンドが結局大やけど


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