≪独・シーメンス≫
「北京〜天津」間高速列車製造
受注獲得
胡錦濤国家主席のドイツ訪問中、独シーメンス社と中国鉄道部は、北京-天津間の高速鉄道整備事業の車両提供をめぐる契約をベルリンで締結(2005年11月13日)した。これにより、ドイツは中国の高速鉄道プロジェクトの受注争奪戦で、他国を一歩リードした形となる。契約により、シーメーンスTSグループとパートナー・中国北車集団唐山機車車両廠が、共同で高速列車60本を製造する。うち、シーメンスの受注額は6億6900万ユーロ(約926億円)。列車はまず2008年に北京-天津線に投入され、その後「上海-南京」線、「武漢-広州」線などの高速線にも使用される予定。長さは200m、座席数は600余り。ーー(「人民網」、2005年11月13日)
【続報1】 今回、導入される車両は独・シーメンス製の高速鉄道・ICE。シーメンスは中国側に、@車両の組み立てやA列車制御システムーーなど8種類の技術を移転。また本契約では、移転技術によって中国国内で生産される車両は70%の国産化率を達成しなければならないことになっている。
(註:シーメンスが中国側に移転する内容は、@一般的組み立て、A車体、Bボギー、C牽引変圧器、D牽引逆変器、E牽引モーター、F牽引制御システム、G列車ネットワーク制御システムーーの8つの技術。同時に契約は、中国で高速列車を生産するとき、国産化率を70%以上にすると定めている。)
【続報2】 中国初の最高時速 350km/hの高速列車「CRH3」が河北省唐山市の中国北車集団唐山軌道客車有限責任公司で完成、鉄道部の劉志軍大臣(鉄道相)が約2kmの試運転をした。「CRH3」(写真参照)は独シーメンス社の技術をベースに開発され、中国では最高速度を出せる車両になった。日本の新幹線「E2」系をベースにした「CRH2」と同様に、機関車方式ではなく、旅客を乗せる車両の下にモーターなど動力装置を置く方式。「CRH3」は、8月の北京五輪開催前に開業する「北京−天津」間の旅客新線で運行する予定。2009年末までのは、57編成が投入される。ーー(2008年4月11日)
◆高速鉄道、独系車両導入か 「北京−上海」間
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8月2日付の中国紙、「人民日報(」海外版)によると、中国鉄道省幹部はこのほど、現在建設中の「北京−上海」間高速鉄道について、ドイツの電機最大手シーメンスが技術供与した高速列車「CRH3」型「和諧号」が主力車種になることを明らかにした。「CRH3」型は、8月1日開業した「北京−天津」間の都市間鉄道(営業最高時速350km/h)で走行。6月の試験運転では時速394.3km/hの最高速度を記録した。鉄道省幹部は「CRH3」型が「北京−上海」間のほか、湖北省武漢−広東省広州間の高速鉄道でも主力車種になると指摘。将来は時速380km/hで営業運転するとの見通しを示した。ーー(共同、2008年8月2日)
◆チャイナデイリー:高速鉄道、日本への発注を否定
11月23日付の英字紙「チャイナデイリー」は、中国鉄道部のコメントとして、高速鉄道をめぐり、日本の企業連合へ発注するという共同通信の報道を否定した。鉄道部の広報担当は「我々も(共同通信の)報道によって、(初めて)知った」と、日本の新幹線「はやて」を発注するというニュースに、鉄道部は関与していないことを示唆した。また、チャイナ |
≪参考図書≫
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デイリーは共同通信のニュースを匿名の情報源によるものとして、信憑性に疑問を呈している。なお、中国の主要メディアである人民日報、新華社、中国新聞社は午前9時30分現在(日本時間)、このニュースを報じていない。ーー(「中国情報局」、2005年11月23日)
(参照):本欄「「中国高速鉄道」:独・シーメンス製が最有力」(会員)
−"契約条件"は慎重に、安易姿勢は疑問− |
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