≪最終局面≫

「北京−上海」高速鉄道

国際入札候補車輛

やりたい放題の中国

しかし、"実" を獲ればいい

(日本・新幹線/仏・TGV/独・ICE)
「北京〜天津」間高速車両をほぼ受注
中国・鉄道部、「新幹線」の受注は否定

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各国:改めて、高速鉄道技術の導入の難しさを理解
日本は自信をもって、技術の指導・伝達に尽力すべし

 ≪韓国≫ 韓国鉄道公社は、高速鉄道「KTX」の新車両の欠陥で故障が相次ぎ、利用者からの信頼が傷ついたとして、車両メーカーの現代ロテムを相手に損害賠償を求める訴訟を起こす方針を明らかにした。新型車両「山川」は2010年3月の導入後、50件以上の故障が発生。列車遅延で利用者に返還した運賃や人件費など2億8000万ウオン(約2000万円)の支払い要求を検討している。−−(出所:「日本経済新聞」、2011年8月12日)

 ≪中国≫ 中国国務院(政府)は温家宝首相の主宰で常務会議を開き、2011年7月に 江省温州市で起きた高速鉄道の列車衝突事故を受けた安全性向上策を決めた。それによると、@同鉄道の運行速度を引き下げ、A新路線の建設認可を当面、凍結するーーなど。鉄道省は9月1日にもダイヤ改正する方向で準備に入った。現計画では、2015年までに総延長を現在の約2倍の1万6000kmに延長する構想だが、総延長が短縮する可能性もある。−−(出所:「日本経済新聞」、2011年8月11日)

 ◇中国高速鉄道で7月1ヵ月間に168件の設備故障が発生し、このうち106件が車両の設計・製造段階に原因があるとみられることが分かった。さらに、106件中の8割超が、北京ー上海線向けの最新車両のすべてを先月、リコール(回収・修理)した中国北車の子会社製だった。

 106件のメーカー別内訳は、@長春軌道客車が56件、A唐山軌道客車が30件ーーと、北車子会社2社で86件を占める。そのほかに、中国南車子会社の青島四方機車車両が11件、カナダ・ボンバルディアの合弁企業、青島四方ボンバルディア鉄路運輸設備が9件。

 【その後の経過(著者一言)】 2002年当時から、このアジア地域における高速鉄道の導入計画の是非を問うてきたが、ここにきてその「結論」が出たようである。ここまで、長い期間、当サイトを通じて、忠告・警告してきたことが実を結んだ思いである。と同時に、高速鉄道技術を「一朝一夕」に導入することが如何に難しいことであるかを、韓国・中国を始めとする各国に、この度、十二分に理解されたことはわが国、高速鉄道技術の優秀さならびに堅実さが、明確に示されたという点でも、喜ばしいことである。


「北京〜上海」間高速鉄道進捗状況

 □上海−南京間が開通、最高時速350km/h、最短73分で結ぶ

 上海市と南京市(江蘇省)を最高時速350km/h、最短73分で結ぶ高速鉄道が2010年7月1日、開通した。来年には北京まで延伸、高速鉄道網の基幹路線として4時間台で上海−北京間を結ぶ。中国政府は3年以内に約9,000億元(約11兆7,000億円)を投じて国内に9,200kmの高速鉄道網を整備する。また、ロシアなどに延伸することで交渉に入った。上海市と南京市の間には上海-南京鉄道が元々あった。1908年に建設された中国で最も古い重要鉄道幹線の一つ。予測では、2010年の長江デルタ地域の鉄道利用者は延べ30億人を超え、2020年には延べ55億人に達すると見込まれている。上海-南京高速鉄道、上海-杭州鉄道、南京-杭州鉄道の3鉄道により、同地域に「ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)」が構築され、さらに北京-上海間、上海-昆明間、上海-武漢-成都間などの高速鉄道ともつながりを強めることで、全国の旅客専用高速鉄道網に新たな活力が注がれると見られる。ーー(2010年7月1日)

 ◆独系車両導入か 「北京−上海」間

 8月2日付の中国紙、「人民日報(」海外版)によると、中国鉄道省幹部はこのほど、現在建設中の「北京−上海」間高速鉄道について、ドイツの電機最大手シーメンスが技術供与した高速列車「CRH3」型「和諧号」が主力車種になることを明らかにした。「CRH3」型は、8月1日開業した「北京−天津」間の都市間鉄道(営業最高時速350km/h)で走行。6月の試験運転では時速394.3km/hの最高速度を記録した。鉄道省幹部は「CRH3」型が「北京−上海」間のほか、湖北省武漢−広東省広州間の高速鉄道でも主力車種になると指摘。将来は時速380km/hで営業運転するとの見通しを示した。ーー(共同、2008年8月2日)

 「北京〜上海」高速鉄道で起工式

 「北京〜上海」間を結ぶ高速旅客鉄道「京滬高速鉄道」の起工式が2008年4月18日午前、北京で行われ、温家宝首相が建設工事の全面開始を宣言した。同鉄道は北京南駅から上海虹橋駅を結ぶ全長1,318kmの路線で、天津、南京など全21駅を設ける。投資総額は2,209億元(約3兆2,000億円)で、工期は約5年。運転開始当初は300km/hで走行、「北京〜上海」間を5時間で結ぶ。ーー(2008年4月18日)



 
        
(「日本経済新聞」、2007年2月4日付より) 

 【中国高速鉄道・路線別整備状況】

北京〜天津(河北省(北京ー天津ー塘沽)沿線地図)

武漢市周辺(武漢市内のインフラ整備状況・会員専用)

広州市周辺(香港・広東省における交通インフラ計画)

中国・在来線高速化の進展と行方(会員専用)


合弁形態

シーメンス動向

車両入札状況

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