開城工業団地の建設地概要

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       (△地図出所:「読売新聞」、2004年8月18日)

 ≪計画概要≫

 【第一期工業団地】 敷地面積3.3km2で、繊維、衣類、製靴、皮革、バッグ類、玩具、靴下、食品、飲料、電気・電子組立、金属・機械組立など。主に軽工業分野の品目、業種を中心に150社を誘致する計画。雇用人員2万人、年間生産高20億ドルを見込む。

 【第二期工業団地】 敷地面積10kmで入居企業450社、雇用人員6万人、年間生産高60億ドル。

 【第三期工業団地】 敷地面積13km2で入居企業600社、雇用人員8万人、年間生産高120億ドルを見込んでいる。

 第二、第三期工業団地では、電気・電子、金属・機械、自動車部品・組立、精密化学、医薬品・化粧品、情報通信・コンピュータ、ソフトウェアなどの産業設備や先端産業分野を誘致する予定。

 :なお、工業団地開設に至るまでの経緯等については、都合により非公開となります)
 (
:また、韓国と北朝鮮を連結する「京義線」の整備状況については、本欄「南北連結「京義線」の進展状況
    を参照してください)


開城工業団地の段階別経済効果

                               
(韓国政府などの推計による)

区 分

建設予定
期間(年)

面 積
(万m2)

企業数

北朝鮮労働者
雇用数(万人)

北朝鮮側収入
(年間、億ドル)

モデル地区

2004〜05

9.24

15

0.6

第1段階

2004〜07

330

250

2.3

0.6

第2段階

2006〜10

660

450

2.4

1.3

第3段階

2007〜12

1650

900

5.3

6.0

(※:法人税減免などの時限特例措置がなくなる2020年ごろ以降は、22.8億ドルに達する見込み)


(▲ドラ山の展望台から眺めた開城工業団地、2008年3月)


 ≪2008年度・動向≫

 ■開城工団の韓国政府要員、北朝鮮の要請で撤収

 南北経済協力の象徴である開城工業団地内の南北経済協力協議事務所(経協事務所)に常駐していた韓国側当局者11人が、北朝鮮側の撤収要請で3月27日未明、全員撤収した。北朝鮮側の撤収要請は、李明博・政府スタート後、新政府の北朝鮮政策基調に対する初の露骨な不満表明であり、今後の南北当局間の対話を含む南北関係が硬直する可能性も出てきた。ーー(2008年3月28日)



 【開城工団で初の生産品が搬送ー鍋セット、ソウルで販売】

 北朝鮮の開城工業団地に入居した企業が初の製品を生産した。台所用品メーカーの(株)リビングアートは15日、北朝鮮の開城工業団地の試験団地に入居した企業として初めて工場を竣工し、鍋セットの生産を開始した。同日、リビングアートが開城工場で生産した3種類の鍋1000セットは、8トントラックで午後2時ごろ軍事分界線を越え、南側に搬出され、ソウル・小公(ソゴン)洞のロッテ百貨店で一般向けに販売された。リビングアートは、開城工業団地(2万8000坪)の試験団地に敷地面積1000坪、面積590坪の工場を設立したほか、先月は本社の社員16人を開城に派遣し、北側の勤労者250人を教育した。現在、開城工業団地の協力事業者としての承認を受けた13社のうち8社が工場建設に入ったほか、シンウォン、SJテック、サムドク通商などは年内に工場を完工する計画。
ーー(韓国「朝鮮日報」、2004年12月15日付=写真も)

 
(参照サイト):「北の開城で第1号製品が誕生(韓国「朝鮮日報」、2004年12月15日)

 ●開城工団の電力・通信供給、今月末本格化へ
 開城工団に対する通信及び電力供給が、2005年1月末から本格的に行われる見込み。2004年12月30日、南北両側が示範団地に対する通信供給協定を締結したことから、南側事業者であるKTは一両日中、光ケーブルネットワークを北側と連結する工事に取りかかる。光ケーブルネットワークは軍事分界線を越え北側の開城電話局と繋がれ、開城電話局から開城工団内のKT通信センターへと繋がり、入居した企業に連結される。今回の工事は京義線の南北連結道路に沿って行われる。遅くとも今月末までには通話ができるようにするというのが、政府と事業者のKT側の計画。
ーー(韓国「朝鮮日報」、2005年1月3日付)

 
韓国、3月上旬にも開城工業団地に電力供給へ
 韓国統一省は、北朝鮮の開城工業団地に電力を供給するため、韓国電力を協力事業者として承認したと発表した。早ければ3月上旬に南北分断以来初めて、韓国の電力が北朝鮮に提供されることになる。韓国電力は514億ウォン(約53億円)を投資、現在一部が稼働しているテスト団地地域に1万5000kwを、同団地に10万kwを供給する。また、韓国政府は来月中に電話やファクスなど南北を直接結ぶ通信回線(150回線)も開通させる予定。現在は現地で発電し、通信は国際電話を利用している。
ーー(2005年2月18日)


 ≪その後の経過≫

 ●開城工業団地の第1号企業が不渡り (「朝鮮日報」)
 ●
開城工業団地の分譲開始 (「朝鮮日報」)
 ●
【韓米FTA】開城工業団地はどうなるのか (「朝鮮日報」) 
 ●
開城進出韓国企業、賃金未払い問題発覚 (「朝鮮日報」)

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