1.中国道路交通の現状中国の交通運輸は、鉄道、道路、水運、航空およびパイプラインの5つの運輸方式からなる総合運輸システムになっている。統計資料によれば1990年末の、5つの運輸方式の総延長は約170万kmであり、そのうち鉄道は5.34万km、道路は102.83万km、水運は10.92万km、航空は50.6万km、パイプラインは1.59万kmである。 中国の道路網は行政と技術面の立場から分類されている。行政面は次のように分類できる。すなわち国家幹線道路(国道)、省幹線道路(省道)、県道路(県道)、郷道路(郷道一村道に当たる)の4つの行政レベルに分類できる。 技術面での分類は、自動車道路(高速道路、1級道路と2級道路を含む)、一般道路(2級道路、3級道路と4級道路)である。統計資料によると、1990年末の中国の102万8,000kmの道路のうち、高速道路は552km(地図参照=その後、中国の高速道路の総延長は2001年現在、約19,000km(地図参照)に達しているとの報道がある)、1級道路は2,600km、2級自動車専用道路は1,200km、一般2級道路は42,000km、3級道路は17万km、4級道路は52万km、その他は級に数えられない基準の道路である。 全国の道路の路面舗装率は86%に達しており、そのうち高等級および準高等級の路面は26万km、道路橋は168,000橋、総延長が510kmになっている。 道路網の構成からみると、3級以上の道路はわずか21.62万kmで全道路総延長の約20%であるが、それらの受けもつ交通量は、全交通量の約80%以上を占めている。反対に4級道路とその他の下級道路の延長は81.21万kmに達し、総延長の約80%前後になるが、総交通量では20%にしか満ちていない。 (参照):「遼寧省の高速道路完工区間」(写真)
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