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京瀋(北京〜瀋陽)高速道路は北京郊外の東第四環状道路を起点として河北省の廊坊・唐山・北載河・秦皇島・山海関、遼寧省の錦州・盤錦・終点の瀋陽市の環状道路を結ぶ全長658.35km区間である。総投資額は200億元(約2,800億円、1元=15円)。全線六車線の標準設計となっており、1996年に着手し、2000年9月に遼寧省区間の瀋陽〜山海関までの全線が完工。また同時期に、北京〜秦皇島までが完工し、北京〜瀋陽間の全線が開通したことになる。特に、山海関〜瀋陽間は全線八車線(片側四車線)、最高時速120/h規格、全線にわたって光ケーブル通信、自動コントロール、半自動料金所を採用(註1)。将来の東北アジアの基幹路線を標榜する両側の広大な緑地帯が印象的である。
(参照:「Basic Plan of China Route
as the Int'l Highway Project」)
(註1:遼寧省・瀋陽市と河北省・北京市とを結ぶ京瀋高速道路全線で、2003年9月1日から他省間に跨るIC通行カードの試験的導入が開始される。このシステムは、ICカードを使用したナンバープレート番号の下3桁と車種別によるコンピュータの識別機能で、走行距離などを計算し料金を徴収する。交通渋滞などの緩和が期待されている。遼寧省は2003年末までに、省内すべての高速道路でコンピュータ管理による料金徴収システムの導入を視野に、9月からの試験導入に向けて、ネットワーク調整などの準備を急ピッチで進めている。同省では、1997年からコンピュータネットワークによる料金徴収システムの導入を進め、現在、「瀋陽−丹東」間などの路線ではすでに同システムの導入が済んでいる。
【参考1】 ドイツの「アウトバーン」で、2003年末にも導入が予定されていた、大型トラックに対する料金徴収(GPSを利用して走行距離や位置などの情報をトラックから発信し、高速料金を決定・徴収する)システムであるが、その導入ソフトの技術的な欠陥が発覚し、年内実施が危ぶまれている。このシステムの供給・運営管理はダイムラーと独テレコム、仏高速道路管理会社の合弁「トウル・コレクト」社などに委託している。すでにスイスやオーストラリアの企業が新たな開発・管理委託先候補に挙がっている。
【参考2】 当初、鳴り物入りで始まったドイツのアウトバーンでの大型トラックに対する衛星システム(GPS)を利用した料金収受システムであるが、導入ソフトの技術トラブルで運用が延期されていたが、2005年1月1日からようやく運用を開始した。同システムは車内に搭載された装置を衛星システムが自動的に読み取って走行キロ数を計算、1キロ当たり平均0.124ユーロ(約17円)を徴収する。12トン以上のトラックが対象。ドイツ政府は当初、年間25億ユーロ(33億5,000万ドル)の料金収入を見込んでいたが、運用までの損失期間16ヵ月分である数十億ユーロの補償を求めるようだ。ーー(2005年1月)
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