日韓FTA締結交渉第3回会合の概要

                                平成16年4月28日
                                外務省、財務省、農林水産省、経済産業省


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4月26日(月)から28日(水)まで、ソウルにおいて日韓FTA締結交渉第3回会合を開催(主要出席者リスト別添)したところ、概要以下のとおり。

 全 般

 1) 全体会合およびこれまでに双方の合意により設置された交渉グループ((a)総則・紛争解決、(b)物品貿易、(c)非関税措置、衛生植物検疫措置、貿易の技術的障害、(d)投資、サービス、人の移動、(e)その他貿易関連事項(政府調達、競争)(f)協力、(g)相互承認の7つ)を開催し、各グループにおいて、主として、事前に日韓間で交換した条文案を中心に議論を行った。

 2)第4回交渉は、6月23日から25日まで、東京で開催する予定である。

 分野別概要

 1) 総則・紛争解決  
  総則:協定の構成や全ての章に共通する事項の規定の仕方等について議論し、互いの立場への理解を深めた。
  紛争解決:協議・仲裁手続のあり方や紛争解決にかかる時間等について議論を行い、双方が更に検討することとなった。  

 2) 物品貿易  
  一般的なルール、セーフガード、原産地規則、税関手続、ペーパーレス貿易の条文案について網羅的に質疑応答を行い、双方の条文案についての理解を深めた。各分野における条文の構成、規定の詳細については引き続き議論を行っていくことにした。

 3) 非関税措置(NTM)、衛生植物検疫措置(SPS)、貿易の技術的障害(TBT)
  NTMについては次回会合で条文案についての議論を行うこととし、SPS及びTBT関連規定の必要性について議論した。

 4) サービス貿易及び投資(人の移動を含む)
  サービス貿易:原則として自由化を義務づける方式について理解を深め、今後詳細を詰めることになった。
  投資:日韓投資協定の改善点につき議論を行った。
  人の移動:双方の条文案についてそれぞれ質疑応答を行い、条文案への理解を深めた。

 5) その他貿易関連事項(政府調達、競争)
  政府調達:日韓双方が各々の条文案について説明を行った。互いの政府調達制度についての情報交換を行いつつ議論を深めていくことで合意した。
  競争:双方が条文案について詳細な質疑応答を行い、目指す方向性に大きな違いがないことを確認した。

 6) 協力  
  各種協力分野について、意見交換、質疑応答し、双方の考え方につきお互いに理解を深めることができた。今次協議をもとに、さらに補足説明資料等を交換し、次回会合でより議論を深めることとした。

 7) 相互承認  
  双方の国内規制制度に対する相互理解を踏まえ、相互承認の可能性について議論した。


 【日韓自由貿易協定(FTA)の開催予定(「外務省」HP)

 ◇ 日韓FTAについて(経緯と現状)
 ◇ 日韓FTA共同研究会

 @ 日韓FTA締結交渉第4回会合の概要 (平成16年6月22日)
 A 日韓FTA締結交渉第5回会合の概要 (平成16年8月20日)

 ◇ 「日韓FTA締結交渉第6回会合以降の概要」(平成16年11月〜)


  【環太平洋戦略経済連携協定(TPP)の検証】

 環太平洋戦略経済連携協定(TPP)とは/TPP交渉参加国の平均関税率/TPP、APEC交渉参加国の既存FTAとの関係/TPPの世界経済に占める位置付け/日本の貿易に占めるFTA対象国の比率/

 ◆ホンダ、韓国で車種倍増 米からの輸出も検討 ホンダは今後5年内に韓国市場で10車種以上の新車を発売する。現行の5車種を順次改良するとともに新たな車種を投入し、車種数を倍増。世界市場で競合する韓国・現代自動車の足元で攻勢をかける。現在は日本から輸出しているが、米韓自由貿易協定(FTA)の発効を視野に米国からの輸出も検討する。ーー(「日本経済新聞」、2011年11月17日)


 ◆海外生産、輸出拡大にFTA活用 トヨタ・東芝 日本の主要製造業が自由貿易協定(FTA)を活用し、海外生産を拡大する。東芝はインドの火力発電用タービン工場の能力を2015年度までに倍増し、東南アジアなどへ輸出する。トヨタ自動車は米国工場から韓国への輸出を始めた。こうした海外工場の第三国向け輸出は10年度で1888億ドル(約15兆7千億円)と10年間で3倍強になった。ーー(「日本経済新聞」、2012年3月18日)
 (参考):「海外生産、輸出拡大にFTA活用 トヨタ・東芝(「同上」、続き=PDF版)



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