|
【重慶市の開発状況】
鵝公岩長江大橋
重慶市を流れる長江の南側の南坪地区には、1993年に中央政府の認可を受けた国家級開発区である「重慶経済技術開発区」がある。この開発区は、「鵝公岩長江大橋」(左記:写真参照)を経由して、現在、「成渝」(成都〜重慶)高速道路と繋がっている。同開発区の総面積は約9.6km2で、そのうち、3.2km2が開発済みであり、道路・電気・ガス(註1)・通信などの基本インフラが整備されている。また同開発区から3kmほどのところにある、「九龍坡コンテナ」埠頭(参照:本欄「重慶港=九龍坡埠頭」)、さらには28kmほどのところに「江北国際空港」が立地している。また、「重慶長江第2大橋」の完成(1996年)により、これまで未開発地域であった、同橋の南側地域の「巴南区」(地図参照)は同橋の完成後、住宅地区や開発区が新設されている。特に、同橋の取り付け道路沿線(李家咤)には、オートバイ工場・セメント工場・セラミック工場などが立地している。
(註1:参照「四川盆地の天然ガスパイプライン網」)
【重慶市の今後の交通インフラ整備】
重慶市は2010年までの交通インフラ整備を加速する。具体的には、二本の環状線と八本の輻射線からなる、高速道路を整備する。環状道路2本、そこから広がる八方向の道路システムを構築し、総延長2,000kmの高規格幹線道路網を目指す。そのうち、「八方向の道路」とはそれぞれ重慶から成都、遂寧、南充、隣水、武漢、長沙、貴陽、瀘州までの高速道路8本を指す。また水運整備にも力を入れ、現在の貨物取扱能力を倍増の1億トンとする。
(参照):本欄「成都〜重慶」間の高速道路地図」
(参照):本欄「重慶市周辺の高速道路整備状況」
(参照):本欄「重慶市の主幹線高速道路網(2000〜2010年)」
【重慶】 この程、重慶市により2000年8月の提言を受け、計画・着工された高規格幹線道路ネットワークが2003年12月26日に完工する。この高速道路ネットワークにより、長江上流域に位置する重慶市の経済・物流拠点としての役割をより高めるものとなる。全長1,013kmに及ぶ高規格幹線道路のうち、279kmが高速道路となっている。
【重慶市、「汽車城」建設へ総投資額570億元】
重慶市は同市の北部新区に総投資額570億元に上る自動車の販売・流通センター、「十里汽車城」を建設する。北部新区では、「十里汽車城」に加え、「福特轎車園区」、「長安微車園区」など6ヵ所の自動車関連製品の工業区も建設する予定。2010年には同区のハイテク関連産業などを合わせた総生産額を1,000億元に、このうち自動車関連製品の生産額は350億元に上る見込み。
(C)
International Highway Construction Corp.,
Committee for Promotion
of International Highway Project Northeast Asian Development
Forum
|