
(出所:「中国の東部油田地域における原油生産予測」の図5‐1‐3に著者多少修正)
(出所:「中国の石油と天然ガス」神原 達著、アジア経済研究所) |
●中国、黒竜江省などで大規模ガス田発見
中国最大の油田、大慶油田のある黒竜江省松遼盆地でこのほど、埋蔵量約1000億m3の大規模天然ガス田が見つかった。大慶油田の地下4400mで発見された。このほか、四川省東北部の四川盆地でもこのほど可採埋蔵量878億m3の大規模ガス田が見つかった。ーー(2005年2月) |
【大慶油田の産出量】 ≪速報≫
≪2007年度≫
【2007年度】(1〜3月)における、大慶油田の原油生産量は1,062万7,100トン、天然ガス生産量は6億7,000万m3であった。
※中国石油天然気集団(CNPC)は東北部の黒竜江省にある大慶油田の生産量を、2020までに現行の半分以下に減らす。
≪2006年度≫
●【2006年度】(1〜12月)における、大慶油田の原油生産量は4,341万1,200トン(前年比3.4%減)であった。
≪2005年度≫
●【2005年度】(1〜12月)における、大慶油田の原油生産量は4,495万トン(前年比約3%減)であった。
(1〜6月)における、大慶油田の原油生産量は2,266万1,200トン、また天然ガス12億2,900万m3を生産した。備蓄量は約38万トンに迫る。
≪2004年度≫
●【2004年度】における大慶油田の原油生産量は、計画を10万トン上回る4,640万トンに達した。天然ガス生産量は20億m3余りで、原油換算で計4,802万トン。
(註:大慶油田の埋蔵量は松遼盆地北部だけでも86億トンとされ、現在までの確認埋蔵量は56億トン。)
(註:なお大慶油田産の対日輸出については下記の「中国・大慶原油、対日輸出が停止」を参照してください)
【註1】 大慶油田(黒竜江省)の2003年度における原油生産量は4,840万トン(註1-1)となった。2002年は5,013万トン。1975年以来、5,000万トンを下回った。この結果、日本との「長期貿易協定」に基づく対日原油輸出も2004年以降は50万トンにまで減らす意向を示している。(註))
●中国・大慶原油、対日輸出が停止
日中貿易促進の象徴として30年続いてきた中国・大慶原油の対日輸出が停止している。内需が急増している中国は数量削減と大幅な値上げを要求。日本が拒否し、交渉は暗礁に乗り上げた。打開の糸口はみえず、中東産原油への依存度低下が課題になっている日本にとって重要な調達ルートが閉ざされる可能性が高まっている。大慶原油の昨年の契約量は年間300万〜400万トンで、国際価格にほぼ準じた価格設定だった。昨秋から始まった2004〜05年の契約更新交渉で、日本側窓口の国際石油などは185万トンを下限数量として要求した。中国側窓口の中国連合石油(チャイナオイル)は50万トンへの削減と国際価格に1バレル6.3ドルを上乗せする大幅な値上げを提示したもよう。日本側は他の産油国との交渉に影響を与えかねないと拒否し、昨年末の北京での交渉は決裂した。1月分の船積みから輸出を停止しており、次回交渉の予定もない。 ーー(「日本経済新聞」、2004年1月8日)
●大慶原油、日本の輸入終了ー窓口2組織が解散
中国・大慶原油の日本への輸入が終了した。2004年1月からは中国の内需急増の影響で停止、日本側の窓口である2組織がこのほど解散を決定した。大慶原油の輸入は日中国交正常化の翌年、1973年から日中長期貿易協定に基づき30年間続いた。昨年末から交渉が決裂し、2004年1月積み出し分から輸入が停止していた。−−(2004年4月21日)
(なお、その後のロシア・極東における石油パイプラインの動向は下記を参照)
(参照):本欄「ロシア・極東、石油パイプライン」(大慶ルートが優先敷設)
(参照):本欄「東シベリア地域の石油パイプライン網」(計画案)
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