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【荊州市を中心とした道路網整備計画】
これまで陸の孤島に近かった、中国内陸部における道路交通網であったが、「武漢〜荊州〜宜昌」間の高速道路開通により、その様相も変わろうとしている。また荊州市を中心とした高速道路の整備は現在、「荊州〜襄樊」間における「襄荊」高速道路の建設が進められ2004年央にも全線が開通予定である(参照:本欄「襄荊高速道路が全線開通」)。さらに「襄荊」高速道路から荊州長江大橋(2002年完成)をつなぐ道路も開通するなど、荊州市の交通インフラ整備は着々と進んでいる。このように、荊州市を中心とした交通ネットワークは、@漢宜高速道路、A襄荊高速道路、B荊東高速道路を通して放射状に広がる。この交通網はさらに長江を利用した船舶航路によって、物流・輸送拠点となる可能性が秘められる。
(参照):本欄「湖北省・道路重点建設規格図」
荊州市はこれまで長年をかけて軽工業、紡績業、燃料化学、機械、電子など5大工業部門が形成されてきた。なかでも、自動車のスターター、パワーステアリング、ライトの総生産量はトップクラスを誇る。海外メーカーもオランダのフィリップス、アメリカのデルファイ、フランスのヴァレオ、ドイツのベンキーザーなどが進出している。
【漢宜(武漢〜宜昌)高速道路】 この高速道路は湖北省内においては比較的早期に建設された路線であるためか、道路の路面は全体にわたって「コンクリート」施工となっている(右記の写真参照)。国土が広大な中国においては、比較的豊富に産出される石灰岩を利用した「コンクリート」施工の高速道路がこれまで主流となっている。また「アスファルト」の原料となる原油の精製については、輸送用や発電用燃料など産業用への用途が主体となっており、全国的に「アスファルト」施工を多用するには自ずと限界がある。しかし今後の路面のメンテナンスや高速輸送の安全性や迅速性に対応するためには次第に、「アスファルト」施工の高速道路が増大することとみられる。この点については特に、国内産原油を多く産出する中国東北部の高速道路にその顕著な傾向がみられる。
(参照):本欄「武漢市周辺の道路整備計画」
(参照):本欄「十堰〜襄樊〜(武漢)」間の道路整備計画」
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