渝懐(重慶−懐化)間の鉄道整備
ー2006年1月、旅客・貨物全線開通ー

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 渝懐(重慶−懐化)鉄道は重慶市(註1)から貴州省を経て湖南省懐化までを結ぶ全長625km。全線電化される。沿線は地形が複雑なため、橋梁やトンネルが全体のおよそ半分を占める。投資総額は約200億元、工期は5年半の予定(2000年12月に着工=参照:本欄「重慶周辺の鉄道連結状況」)。

 【渝懐(重慶−懐化)鉄道の工事進捗状況】 (2004年4月 現在)

 現在建設が進んでいる渝懐鉄道(重慶〜湖南省懐化)の進捗状況としては、東端は重慶市酉陽に入り、西端は湖南省白涛に至っている(2004年4月現在)。順調に行けば、2005年7月にも黔江で接続する。

 
渝懐(重慶−懐化)鉄道の工事進捗状況】 (2005年12月 現在)
 「第10次五カ年計画」の重要プロジェクトのひとつである渝懐(重慶−湖南省・懐化)鉄道は2005年末時点で完成した。


▲総工費3億元をかけて建設された長寿
長江大橋        
(写真:「華龍網」)


▲2005年7月には全線が開通する渝懐鉄道
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 ◆渝懐(重慶−懐化)鉄道が開通 
                     
(2006年1月)

重慶市と湖南省懐化市を結ぶ「渝懐鉄道」が2006年1月15日に貨物路線が、16日には旅客路線がそれぞれ開通した。同路線は全長625kmで、重慶市・貴州省・湖南省の地域を通過する。四川省・重慶市一帯と、中南・華東地域やその他の沿海発展地域とを結ぶ最短ルートであり、西部大開発の重点プロジェクトの一つ。


 沿線には黔江、銅仁、懐化といった苗族(ミャオ族)や土家族(トゥチャ族)など16少数民族の居住地がある。これら地区は山岳部に位置し交通が不便であることから経済発展が遅れており、生活も貧しく、国が重点的に支援する貧困地区に指定されている。同線の建設は、四川省や重慶市、貴州省ひいては中国西南地区全体の経済発展や、各民族の貧困脱却に重要な戦略的意義をもっている。

 ところで、この地域にはすでに二本の鉄道が通っている。一本は、湖南省株洲市から湘潭市を経て貴州省貴陽市に至る湘黔(湖南―貴州)鉄道。もう一本は枝柳鉄道である。両線は懐化市で「十字型」に交差している。したがって、この他にもう一本、着工したばかりの渝懐鉄道ができることになる。

 重慶市から懐化市までをつなぐ鉄道建設は中国「第十次五カ年計画」の重要プロジェクトの一つとなっている。鉄道以外の交通としては、市内に数本の国道が走り、船舶の通航総距離は1,200km余り。船舶は、この水路を利用して、湖南省東北部の洞庭湖や長江へと向かうことができる。


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